敵意帰属バイアスとは?相手の言動に敵意があると解釈する心理

敵意帰属バイアスとは

敵意帰属バイアスとは、相手の言動に敵意があると解釈する心理傾向のことです。

例えば、チラっと見ただけなのに「何見てんだ!コラァ!」と怒り出すヤンキーは、敵意帰属バイアスが強く現れている例になります。

敵意帰属バイアスの事例

人ゴミの中、人とぶつかったとき

敵意帰属バイアスの弱い人は「人が多いから仕方がない」と考えますが、敵意帰属バイアスが強い人は「わざとぶつかってきた」と考えます。

人前で怒られたとき

敵意帰属バイアスの弱い人は「自分のために叱ってくれた」と考えますが、敵意帰属バイアスが強い人は「人前で恥をかかされた」と考えます。

自分を見ながらヒソヒソ話をされたとき

敵意帰属バイアスの弱い人は何とも思わなくても、敵意帰属バイアスが強い人は「自分の悪口を言われている」と考えます。

敵意帰属バイアスの強い人ほど攻撃行動に出やすい

アメリカの心理学者ドッジは、敵意帰属バイアスが強い人ほど攻撃性が強いという研究報告をしました。

というのは、ドッジは殺人、暴行、強盗などの犯罪で逮捕された青年を調べたところ、一般的に見ると悪意のない行動でも敵意を感じやすいことが分かりました。

つまり、犯罪で逮捕された青年は敵意帰属バイアスが強い。

すなわち、敵意帰属バイアスが強い人ほど、ささいなことがきっかけで攻撃行動を起こしやすいことが明らかになりました。

合わせて読みたい

1 敵意帰属バイアスとは?相手の言動に敵意があると解釈する心理

2 社会的比較理論とは?人が他人と比較をする心理

3 心理学とは何か?

4 援助行動モデルとは?人が緊急事態から援助行動を取るまでの過程

5 傍観者効果とは?困っている人がいても見て見ぬふりをする心理

6 自己責任とは?自業自得だと助けようとは思わない心理

7 アッシュの同調実験とは?人が多数派に流される心理

8 集団凝集性とは?集団を維持、発展させるためには欠かせない要因

9 ミルグラム実験とは?残酷なことでも権威に従う心理

10 スタンフォード監獄実験とは?人が役割に染まる心理

11 ボボ人形実験とは?人は観察学習(モデリング)をすることを明らかにした実験

12 攻撃手がかり説とは?武器があると攻撃したくなる心理

This article was updated on August 20, 2022